目次
はじめに
いざ!山へ!登山に行く!
…その前に、、、
持ち物はOKですか?
ちゃんと登山に必要な持ち物は揃ってますか?
登山の装備や道具は準備できてますか?
ということで今回は、
登山/トレッキングに必要な持ち物と準備!登山装備・道具・服装、あったら便利な持ち物など
と題して
初心者にもわかりやすく解説してゆきます。
入念な準備を
「山に行くぐらい、適当で大丈夫でしょ〜w」とか、
「身軽が一番!荷物は要らないや!」
なんてことを言っていると、危険です。
山は普段の暮らし(街中)とは状況が違います。便利なコンビニやスーパーはありませんし、自動販売機すらないところなんてほぼ当たり前に近い状況です。登山では忘れ物はアクシデントの一つであり、危険な状況に陥る一歩目になり兼ねません。以下の記述を参考に、入念な準備やチェックをして、是非良い山行になるようにして下さい。
登山の装備は大丈夫ですか?
これについては以前に詳しく記述した記事がありますので以下をクリック(もしくはタップ)してご確認下さい。


登山に必要な持ち物リスト
最低限必要な持ち物として重要性の高い順番に持ち物リストを記述してゆきます。
念の為に確認ですが、、、 先ほど上記「登山の装備は大丈夫ですか?」で記述した、 登山の服装(基本偏/春偏/夏偏/秋偏/冬偏) 登山の三種の神器(トレッキングシューズ/レインウェア/ザック) は準備できているものとして、こちらの持ち物リストには記述していません。当然、必要な装備と服装なのでお忘れなく。
絶対必要な持ち物や道具
●ファーストエイドキット
ん?なんだそれ?と思うかも知れませんが…。簡単に説明すると救急箱ならぬ「救急袋」です。箱なら重さも形状も邪魔になるので、袋(バッグ)に最低限の救急セットを詰めてあるものです。バンドエイド、頭痛薬、胃腸薬、テーピング、ハサミやナイフなどが入っています。ザックの中からすぐに取り出しやすいように(目立つように)赤い袋(バッグ)で十字マークがプリントされているモノが多く見受けます。
「ファーストエイドキットの中身とは?」の解説はコチラ
●ライト
ヘッドライトやハンディーライトなど。登山の行動中は日中だとしても、道迷いや想像もしていないアクシデントがあった時、気がつけば日が暮れてしまう…夜の山中は真っ暗闇です。ライトや灯がないと歩くことすらできません。ってことに備えてライトは常備しましょう。
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●ドリンク(水筒)
登山ではコンビニや自動販売機もないことがほとんどです。途中で購入できる確実なことが分かっていない限りは、必ず飲料が必要です。自分が想像もしていないぐらいに汗を掻いたりする為、飲料は必須です。またハイドレーション(ザックに収納したままチューブから水分補給できる優れもの)という道具もあるので活用するのも◎でしょう。
●行動食
チョコレート、飴、スナック菓子、羊羹(ようかん)、ミニゼリー、せんべい、など、歩きながらでも手軽に食べれるものが行動食です。自身が食べる食べないは別問題として、非常食として最低限は必要です。
●登山マップ(紙地図)
当然ですが、登山マップは事前に頭に入れておくようにするのがベストです。その記憶が不安な方は最低限、登山マップで自分の通る登山道ぐらいは把握しておくのが当たり前です。よくあるケースですが、現代ではスマホが強い味方です。しかし、スマホの充電がなくなったり、濡れて電源が入らない、寒さでスマホが使えないなど、精密機器は時にあてにならないかも知れません。その点、紙媒体なら状況や環境に左右されず、いつでも見て確認できるので、登山マップは準備して事前調べをし、持ち歩きましょう。活用できる方はあわせて方位磁石も持っていると◎でしょう。
●帽子
寒い季節ならニット系。雨が心配されるならツバありのハット系。暑さ対策なら乾きが早い素材のキャップ系。など、使わなくても一つはあった方が良いと思われます。
●タオル・手拭い
用途として、濡れた箇所を吹くのは当然ですが、寒い時は首に巻いたり、暑い時は頭に巻いたりもでき、ケガした時は止血にも役立ち、骨折した場合でも手や足を吊るすこともできます。
●着替え
Mens(メンズ)
Ladies(レディース)
ベースレイヤー、ソックス、下着、など、雨で濡れた時や汗が乾かない時の為に最低限は準備しておくべきです。
おすすめ登山ベースレイヤー 12選![メンズ・レディース偏]
●ビニール袋
荷物を最小限にしたとしても、小さなゴミはでるものです。自然に入り込む以上は、その景観と環境を守る為にもエチケット、マナーとして必ずゴミは持ち帰るべきです。その為にビニール袋は何枚か用意しておきましょう。
あったら便利な持ち物や道具
●ストック
別名:トレッキングポール。脚だけを極端に使う登山では、ストックがあることにより格段に脚(足首、膝、股関節など)への疲労を軽減できます。ストックが両手に2本ある場合、二足歩行から四足歩行になるイメージなので楽に歩けるのです。
登山!トレッキングポール(ストック)の種類と選び方/使い方や注意点、活用法などを解説


●バーナーとコッヘル(クッカー)
山行きの楽しみの一つでもある、温かい食事や温かい飲み物。これにはバーナー(コンロ)がなければ、焼くことも煮ることも湯を沸かすことも出来ません。今はバーナーもガス缶と一緒にコッヘル(鍋やフライパン)へ収納できるのでコンパクト且つ軽量です。
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●ザックカバー
いわばザック専用のレインウェアです。おそらくザックに付属されているでしょうが、急な雨に備えましょう。ザックに付属されていない場合は、容量表記され、手頃な価格で販売されています。
●ゲイター(スパッツ)
歩く道がぬかるんでいたり、草が朝露などで湿っていたり、雨降りや雨上がりの時、また砂地で砂ぼこりが靴中に入る時など、どうしても足首から膝下ぐらいまでは濡れてしまい汚れてしまいます。その為に汚れてもよいカバーになるゲイターは便利です。
●腕時計
時間を見ることはもちろんですが、今は標高や気圧を見ることができる高機能腕時計もたくさんあります。登山ですから当然アウトドア仕様の腕時計で、防水機能は必須ですね。
●ウェットティッシュ
食事前や用を足した後の手拭きに、長時間登山には汗や顔も拭くこともできます。汚れたもの全般に使えて、百均で手に入る優れものです。
●汗拭きシート
上記のウェットティッシュでまかなえますが、経験上、汗拭きシートは拭いたあとにスッキリする冷却機能があると疲労してる時などでは、疲労をリセットできるぐらい気持ちイイです。おすすめです。
●サングラス・UVクリーム・リップクリーム
標高が高くなれば紫外線も強くなり、露出している顔のパーツや手や首などが日焼けします。特に長時間、目に紫外線を浴びると疲労が倍になるといいます。紫外線対策にあれば便利です。
登山の日焼け止め対策!紫外線防止の重要性!意外に大切なビフォーケアとアフターケアとは?
●ライター・チャッカマン
バーナーの着火ボタンが壊れたり、急遽火が必要になるときなど、役立ちます。
●エマージェンシーシート
あまりにも寒い時、風除けがほしい時、アルミ製のエマージェンシーシートに包まれば、わずかな日光で暖かくなり、尚且つ風をシャットアウトしてくれます。
●軽アイゼン
もちろん夏山など、あきらかに雪がなければ必要ありませんが、冬場は低山でも備えておきましょう。
●熊鈴
獣除けのチリンチリンとなる鈴です(笑)行く山にもよりますが、熊に逃げてもらう為にはこっちの存在をアピールするべきです。その為に熊が生息する地域では熊鈴は持ちましょう。
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●虫除けスプレー
夏場は特に虫が大量発生してる場合があります。憂鬱になる時もしばしば…。ですが、自然環境に入り込む以上は仕方のないことです。その為、虫除けスプレーがあると助かります。
意外と忘れがちな持ち物や道具
●保険証
山でケガをしたり、体調が悪くなると、下山してから最寄りの病院へ直行…ってことになるかも知れません。自分の身分証にもなるので常備しましょう。
●ポケットティッシュ
色々な物を準備しているうちに、意外に忘れやすいんです。いざ用を足す時に「あれ?!ない!」ってことにならないようにしましょう。
●予備電池
携帯電話充電用のモバイルバッテリーやライト関係の乾電池・リチウム電池、最悪のケースを想定してザックに忍ばせておいて下さい。
●水(予備)
特に夏場は暑いだけに水分を想像以上に摂取します。頂上などに売店や山腹に山小屋、または登山道に水場がない限りは、道中で水分補給ができないのです。事前に「水分の補充場所」を調べておいて、無いようなら500mlペットボトルぐらいの水は予備としてもっておきましょう。
●箸・コップ(カップ)
頑張ってようやく頂上に!辛かったけどようやく休憩!お待たせの食事やコーヒータイム!ってな時に、「あれ?お箸がない…」「カップがない…」てなことにならないように忘れずチェックが必要です。
宿泊登山する場合の持ち物 注意点
宿泊登山と言っても、山小屋に泊まるのであれば、上記で記述した持ち物で大丈夫だと思います。着替えの量、飲食料が増える程度でしょうか。ただテント泊となると荷物の量はドカっと増えます!テント、シュラフ(寝袋)、マット。もちろん飲食料などなど。あれもこれもと、荷物は必ず増え、ザックはズッシリと重くなるのです。
その為にも、常備する荷物はできるだけコンパクト且つ軽量化していきましょう。細かく荷物を整理してパッキング(ザックに荷物を詰めること)技術を身につけることをおすすめします。
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冬山・雪山へ登山する場合の持ち物 注意点
登山をしない方は意外に知らないことですが、冬山・雪山は、下界とは比べものにならないぐらいの別世界です。それは綺麗な景観も!危険性も…!例えば冬の富士山なんかは到底素人が登れる山ではありません。もちろん日本アルプスなどの3000m級の山々もです。 単純に全ての装備が変わります。服装、道具、装備、何もかもが別装備になるのです。冬登山を楽しむのであれば、登山初心者は標高1000m〜1200mぐらいの低山での登山にしましょう。低山でも樹氷や雪も十分楽しめますし、アイゼンさえあれば、そんなに装備が変わることもありません。
参考までに以下の記事もご覧下さい。
初心者だけの登山は危険!
まとめ
この記事をご覧になってる方はおそらく登山前に荷物のことを調べている確認している人だと思います。人それぞれでしょうが、上記の記述を見ていただいた人はたぶんこう感じたことでしょう。
「えっ〜!たかだか登山ごときに、こんなに荷物が必要なのー?!」って(笑)
残念ながらそうなんです。
登山の荷物は多いんです。
登山の荷物は重いんです。
登山をしている私がよく目にし、よく聞くことですが、最近は軽装登山をする方が多いようです。
しかし、山をナメては危険です。
準備してザックに詰め込んだ荷物の出番がないことは“必然的に良い登山”の証拠です。一方、必要な荷物が無いとその用途が訪れた時はたちまち人は困ります。。
自分自身やパーティー(登山に一緒に行く仲間)が安全に帰宅できるよう、十分に持ち物は確認しましょう。その荷物は“コンパクト且つできるだけ軽量化”を図りましょう。また登山に行く際、パーティーで荷物を手分けして持つなど分担すると余計な荷物を減らすこともできます。その際は登山リーダーがリストなどを作成し、各自の荷物を管理することをおすすめします。
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