【超便利】登山パッキング方法のコツ!ザックに荷物を詰め込む分類方法やリスト作成

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はじめに

パッキングとは、自分の持ち物をザックなどに整理整頓しながらコンパクト且つ軽量化して詰め込む技術のことです。
 
以前に記述した


「登山に必要な持ち物と準備!登山装備・道具・服装、あったら便利な持ち物」


↑ この記事で解説した通り、登山ではあれやこれや…と どうしても荷物が多くなり、登山をする上でザックに荷物を詰め込む技術(パッキング)も重要な項目となります。
 
そこで今回は、

【超便利】登山パッキング方法のコツ!ザックに荷物を詰め込む分類方法やリスト作成

と題して解説します。
 
 

パッキングする前に

登山の荷物は

大きいモノ
小さいモノ
重いモノ
軽いモノ
頻繁に使うモノ
非常時に使うモノ

…などと様々です。

それらの荷物をどうザックに詰め込むかで、重さの感じ方や出し入れの効率が変わってきます。もはや、適当に荷物を詰め込む作業はパッキングとは言いません。パッキングには目的があるのです。その目的とは以下です。

 

①軽量化
それぞれの荷物をできるだけ軽量化することにより、ザックの総重量を軽くする為です。

②コンパクト
それぞれの荷物をできるだけコンパクトにすることにより、沢山の荷物を詰め込めるようにしておく為です。

③明確化
例えば、使用頻度の高いモノと低いモノの詰め込む位置を分けておいたり、必要な荷物をすぐに出し入れできるようになど、各アイテムの位置を把握(明確化)しておく為です。
 
 

ザックに詰める荷物は分類する!

荷物(各アイテム)をバラバラにザックへ入れてしまっては取り出すときが大変です。適当にパッキングしていると、場合によっては一つのアイテムを取り出すだけの作業でも、全ての荷物をザックの外に出さないといけなくなったり非常に不便です。そこで、ある程度は荷物(アイテム)をグループ別に分けて、小袋(スタッフバッグなど)に分類してゆき、更にザックの気室やポケットなども使い、各アイテムのポジションを決めましょう。

 


●ポケットティッシュ→ザック上部のポケットへ収納
●水筒→ザックのサイドポケットに収納
●着替え→あまり使わないアイテムで濡れては困るモノの為、防水スタッフバッグに入れてザックの底の方へ収納
●ファーストエイドキット→取り出しやすいようにザックの上部へ収納
●雨具→ザック最下部の気室へ収納
など。
 
 

各アイテム(荷物)を分類する方法

様々な用途、様々な大きさや重さ、様々な形状、そんな荷物のあれこれをグループに分けていくのは悩みますし、難しいことです。この“荷物の分類”は、登山を経験していくと分類方法もグレードアップしてゆき、ドンドン効率と能率が高いパッキングになってゆきます。
では、どのように分類(グループ分け)すればいいのでしょうか?

 

ひとまず荷物を二つに分類しましょう。

A.絶対に濡れては困るモノ
B.最悪は濡れてもよいモノ

人それぞれになるかと思いますが、
普通は
A→電子機器、着替えなど
B→行動食、飲食料、非常用品など

に分類されます。

 

更に、AとBをそれぞれ二つに分類します。

a.使用頻度が高いモノ
b.使用頻度が低いモノ

これも人それぞれですが、
普通は
a→タオル、簡単な防寒用品など
b→調理器具、雨具など

に分類されます。

 

これで「A-a」「A-b」「B-a」「B-b」と4つのグループに分類できたので、それぞれを小袋(スタッフバッグ)などに詰めていきます。
 

[ワンポイントアドバイス!]
小袋は、できたらスタッフバッグ(撥水防水加工されたジッパー付きミニバッグ)などにし、それぞれの色を別々しておく方が良いでしょう。何色のスタッフバッグに〇〇を入れてる。と分かりやすくする為です。また初心者のうちは、適度な大きさのジップロックでもスタッフバッグの代用品となります。ジップロックなら完全防水ですし、透明なので中身も一目瞭然でオススメです。

 
ザック内でのポジションを決めましょう。

絶対に濡れては困るモノで使用頻度の高いモノ=「A-a」の小袋は、ザックの上部に。
最悪は濡れてもよいモノで使用頻度の低いモノ=「B-b」の小袋は、ザックの底の方に。
このように出し入れの効率を高める為、各小袋のポジションを決めておくと便利です。

 

 

リストを作っておけば超便利!

「あれ?確か〇〇は持ってきたはずなんだけど…」とか、
「〇〇なら僕が持ってるから大丈夫だよ!」とか。

実際にはザックに入っていない荷物なのに、探したり…ある程で話したり…あやふやなことではいざという時に非常に困ります。これも登山初心者によくあるケースで、そんなあやふやを解決するアイデアです。
 
それこそ荷物リストの作成です!
単独登山でもパーティー登山(グループ登山)でも、それぞれのザックにまたは各スタッフバッグ(小袋)に何をパッキングしたかをリスト化しておきましょう。特に、パーティー登山の時などは、登山リーダーが出発前に各自の荷物を把握しておくことで、ダブっている荷物を減らすこともできますし、荷物を能率的に分担でき、より効率的です。その為にも荷物リストがあれば便利です。
 
私の場合はスマホを使って荷物リストを作成していますが、本来は電子機器を使うより、紙媒体のリストがベストといえます。

 

 

パッキングのコツ

①ザックの中が常に整理整頓されている

②使用頻度が高い荷物は取り出しやすくする

③使用頻度が低い荷物はザックの底の方へ

④絶対に濡れては困るモノはジップロックまたは完全防水のスタッフバッグなどに収納する

⑤ポケットティッシュ、簡単な行動食、水筒などは、ザックのポケットへ

⑥予備の水など重い荷物はザックの上部に収納する(ザックが重く感じないように)

⑦パッキングした際、ザックの左右重心バランスが悪くないようにする

⑧パッキングする際、一つ一つの荷物をコンパクト且つ軽量化を図る

 

 

最後に

正直言ってパッキングは人それぞれです。とはいえ、登山上級者やプロ登山家から言わせると「パッキングの方法には決まりがある」と言うでしょう。しかし、それには歴然とした経験の違いがあり、判断の違いがあり、持っているアイテム一つ一つの違いがある為だと私は思います。登山中級者や登山初心者ならなおさら、ある程度の荷物は分類して、とにかく荷物をザックに詰め込み、あとは実践して経験値を上げることがパッキング技術を上達させる方法だと思います。人それぞれの登山経験から生み出される知恵がベストなパッキングに繋がることは間違いありません。
最初は、どのように荷物を詰め込みか…よりも、何をザックに入れているか!を把握しておく為に荷物リストを作ることが最重要といえるのかも知れません。

 

 

 

 

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