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登山で湯を沸かす意味とは?
山登りをしてる経験者でも未経験者でも、登山をして頂上で湯を沸かして、コーヒーや紅茶を飲んでのんびりしたり、ラーメンや山メシを作ってお腹いっぱいになったり、
これぞ登山の醍醐味!みたいな感じってありませんか?
なぜか憧れる登山スタイルの一つでもある〝湯を沸かす〟という作業。
でも実は、、、
カッコイイ側面だけでもない〝湯を沸かす〟作業。。。
登山時に手持ちの水が無くなった時には、山水や湧水…はたまた沢の水などから飲み水を確保する場面も十分に考えられる。これには細心の注意が必要!
自然の水は、注意しないと大腸菌やエキノコックスなどに汚染されている可能性がある。。一見は冷たくて綺麗に見える水でもその環境下においては汚染されている可能性を忘れてはいけない!
慎重になるべきだが、あまり難しく考えずに汚染されていることを想定できれば簡単に回避できる方法がある。
ズバリ!!
煮沸(湯を沸かす)
である。
山水・湧水・沢の水などを煮沸することでかなりの確率で汚染水を安全な飲み水に変えることができる。
●山の汚染水について
「山水」「湧水」「沢の水」はそのまま飲めるのか?
このように。
登山で湯を沸かす作業はマスト作業の一つでもある。
しかし疑問が、、、
湯沸かし、煮沸、にはいろいろ道具が必要ですよね???
●何を購入したらいいのか?
●何を準備したらいいのか?
●色々なアイテムがありそうでわからない?
●道具の選び方が・・・?
などなど、湯を沸かす前に疑問が湧く。。
煮沸道具、何が必要?
一言に「煮沸道具」と言っても
確かに、色々な道具が必要になる。
まずは簡単に主にどんなモノがあるのかを知ってもらうためにも以下を参考にしてもらいたい。
[ガスバーナー]
ガスを使う火の元になる器具(ほとんどのモノはゴトクも付いている)
[アルコールバーナー]
アルコールを使う火の元になる器具
[ゴトク]
鍋やヤカンを置く為の器具
[クッカー(コッヘル)]
鍋・フライパンなど
[ケトル]
ヤカン
[マグカップ]
コップまたはカップ(湯飲み)
[CB缶]
カセットコンロ用のガス缶
[OD缶]
アウトドア用のガス缶
[アルコール燃料]
アルコールバーナーで使う燃料
[風防]
風除け用の簡易的な壁
[CB缶・OD缶カバー]
ガス缶のカバー(※点火率が高まります)
煮沸道具の選び方
上記のような道具の組み合わせで、煮沸道具(湯を沸かす道具)となる。
その選び方を簡単に解説する。
1.火の元を選ぶ
これはバーナーの選び方という意味である。
大きく分けて以下の2つから、特徴を見て選択しよう。
①[ガスバーナー] 特徴:ガスを燃料にして火をおこすので火力が強く、より早く湯を沸かすことができる。ただし氷点下など寒いとガスが気化せず点火しないことがある。ガス缶が必要なので荷物が増えるという難点と、飛行機にはガス缶を持ち込めないという難点もある。
②[アルコールバーナー] 特徴:アルコールを燃料にして火をおこすのでバーナーに比べ火力は弱く、湯を沸かすのに時間を要する。ただし氷点下であろうがしっかり点火してくれる。しかも軽量で荷物もコンパクトになり、飛行機にも連れてゆけるメリットもある。何より優しい火は情緒風情がある。
2.ゴトクが必要か否か?
[ガスバーナー]を選ぶ人にとってはゴトクは必要ない。ほとんどの[ガスバーナー]にはゴトク付きであるからだ。しかし[アルコールバーナー]を選ぶ人にとってはゴトクが必要になる。このゴトクが無いと鍋やヤカンを火にかけることができない。
3.鍋かヤカンを選ぶ
これは水を入れる容器の選び方という意味である。
大きく分けて以下の3つから、特徴を見て選択しよう。
①[クッカー(コッヘル)] 特徴:いわゆる鍋である。クッカーは万能で、湯を沸かすだけではなく、袋麺ラーメンを作れたり、米まで炊ける。その他にも鍋蓋がフライパンになっていることも多く、料理に適している万能鍋といえるだろう。しかもスタッキング(収納)にも優れており、使用しない時はこのクッカーの中にバーナーやガス缶などを入れればコンパクトにもなる。
②[ケトル] 特徴:いわゆるヤカンである。クッカーとは違い、あくまで湯を沸かすことに特化しているモノと言える。優れた点は、湯の注ぎやすさ!沸騰までの時間の早さ!などが挙げられる。コーヒーや紅茶などの温かいドリンクやカップラーメンなど、湯だけが必要な人には向いている。
③[マグカップ] 特徴:いわゆるコップである。蓋付きのチタン製マゲカップなら鍋のように直火にかけても大丈夫なマゲもある。しかもミニマリストの中ではこのマグカップの中にアルコールバーナー、ゴトク、アルコール液などをスタッキング(収納)し、超コンパクトに「湯沸しセット」として愛用されている人もいる。
4.燃料を選ぶ
これはバーナーによって決まる。
①[ガスバーナー]を選ぶ人は そのバーナー形状にあった[CB缶]または[OD缶]のガス缶になる。
②[アルコールバーナー]を選ぶ人は 当然[アルコール燃料]になる。
5.その他のアイテムを準備する
①風が強い環境では? [風防]という風除けの壁がある。壁といってもバーナーを囲うように何枚にも連なったアルミ製などの板で風除けをし、火が消えないようにする役割のアイテム。
②寒くてガス缶では点火しない… [CB缶・OD缶カバー]というモノがある。先ほども記述したがガス缶は寒さに非常に弱く、氷点下などになると通常のノーマルガス缶では気化せず点火しない。(寒さや気圧に強いタイプのガス缶もある)だが、ガス缶自体を手などで温めたりすると意外にも点火したりすることもある。このことからガス缶自体を寒さから守るために[CB缶・OD缶カバー]というアイテムがある。
③火がつかない時の着火アイテム! バーナーの点火スイッチの故障。ライターの石が飛んだ…。など着火するモノ自体がなければ、いくら道具や燃料を準備していても火はつかない。そこで、ファイヤースターター(火吹き棒)、メタルマッチ、防水ライター(マッチ)、コンパクトガストーチ(アウトドア用ライター)など、どれかぐらいは予備として準備しておくことをおすすめする。
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