「倶留尊山(曽爾高原・高見山地)」登山ルート・登山道・登山コース・登山口・駐車場・アクセス・登山日記など役立つ解説

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倶留尊山の情報

倶留尊山
読み方:くろそやま
山系:曽爾高原(読:そにこうげん)・高見山地
標高:1037m

 

 

曽爾高原の天気と登山指数

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倶留尊山の特徴

二本ボソから見た「倶留尊山」

奈良県宇陀郡曽爾村と三重県津市の市村境に位置する標高1037m「倶留尊山」。日本三百名山に選ばれており、倶留尊山に登山するまでの曽爾高原が四季折々の表情をみせることで有名なスポットだ。曽爾高原から1時間半程度で登頂可能なので登山初心者にも人気がある。また倶留尊山は私有地の為入山料500円が必要になる。

 

 

所在地

奈良県宇陀郡曽爾村と三重県津市の市村境

 

 

登山の日程

この記事は2016年3月20日の記録です。

 

 

登山者情報

①登山歴:1年・男性40代
②登山歴:1年・男性30代
③登山歴:1年・女性30代
計3名

 

 

登山の種類

ピークハント(登山口⇔頂上)

 

 

コース/ルート

曽爾高原登山道
※奈良県宇陀郡曽爾村 側から入山

 

 

総歩行距離

総歩行距離/5.7km
登山 二本ボソ直登ルート/2.1km
下山 亀山峠周回ルート/2.6km

 

 

総歩行時間

総行動時間/3時間20分(休憩込み)
登山/1時間25分(休憩込み)
下山/1時間10分(休憩込み)

 

 

登山の山行程

05:00 大阪出発
06:45 曽爾高原駐車場到着
07:00 倶留尊山へ向け登山開始
07:30 亀山峠到達
08:00 二本ボソ登頂
08:25 倶留尊山登頂
08:35 倶留尊山山頂より下山開始
09:00 二本ボソ通過
09:45 亀山到達
10:20 下山完了

 

 

倶留尊山・曽爾高原の登山マップ


倶留尊山・曽爾高原の詳しい地図は ↓ コチラ




 

 

登山道について

一般的に倶留尊山山頂(標高1037m)へは、曽爾(そに)高原駐車場まで行き、曽爾高原の広大な景色と高度を楽しみながら二本ボソへ登頂し、一旦下ってから登り返して倶留尊山山頂へと向かう。二本ボソ手前からは私有地環境保全の為、入山料500円が必要になる。

 

まずはGoogleナビで「曽爾高原駐車場」と設定すれば大阪からでも1時間半~1時間50分程度で到着する(出発場所や渋滞にもよる)。
曽爾高原駐車場の手前には「曽爾高原ファームガーデン」や「曽爾高原温泉お亀の湯」などの駐車場もあるが、そこから曽爾高原までは歩いて20分~30分は要する為、少し遠い。曽爾高原ファームガーデン・曽爾高原温泉お亀の湯より車でもう少し上がると一日料金600円の「曽爾高原駐車場」があるので利用を勧めたい。

曽爾高原駐車場の看板

さて、曽爾高原駐車場から準備が整うといよいよ登山だ!

 

駐車場から登山口は回りを見渡せばすぐに分かるようになっていて、階段を上がると広大な曽爾高原の全貌が現れる。
曽爾高原は、四季折々の顔を楽しめる。
春夏は青々した草原の姿。
秋は黄金色のススキ草原。夕暮れ時は圧巻とのこと!
冬は雪景色の姿も素晴らしい。
寒さが残る春先は、ススキを焼いたあとの黒い草原。
倶留尊山まで行かなくても曽爾高原を見に行くだけでも価値はある

3月中旬の曽爾高原は山焼きで全体が黒い。

話は登山に戻る。
曽爾高原の全貌が目に飛び込んでくると正面に「お亀茶屋」があり、

お亀茶屋

まずは視界に入る一番高い場所を目指す。この一番高い場所から奥が「二本ボソ」の入口になる。

お亀池付近からの画像

中央に位置する「お亀池」を右から回るか、左から回るか、もしくはお亀茶屋から右へ進み曽爾高原右側の亀山から回るかは、気分次第でコース取りしてもらい、まずは視界の稜線の真ん中あたりに位置する「亀山峠」を目指す。お亀茶屋から亀山峠まではどのルートでも25~35分程度要する。

マップを参考までに

曽爾高原駐車場の標高は約680m。
お亀池付近は標高約700m。
亀山峠は標高850mだ。
亀山峠までは歩きやすい丸太階段が続き標高を上げて行くと曽爾高原を一望できる。

亀山峠からの展望

亀山峠まで到達するとかなりの高度差が感じることだろう。

亀山峠の標識

亀山峠からは二本ボソに向かい稜線歩きとなる。途中、岩場登りなど急登を20分ほど高度を上げていくと、最初にお亀茶屋から見た一番高い場所の二本ボソ入口(標高約900m)へと到達する。ここからの曽爾高原の全貌は素晴らしい!遮るものがなく曽爾高原の回りの山々が一望できる。
周囲の山、兜岳や鎧岳も綺麗に見える。(残念ながら写真はありません。悪しからず。)

二本ボソ付近からの展望

気をつけてもらいたいのは風だ。
曽爾高原の稜線歩きは風を遮るポイントが一切ない為、直接風を受ける。子供などは安全な方を歩き、稜線から滑落しないように注意が必要だ。

 

曽爾高原の一番高い場所から更に奥へ進むと樹林帯の中へ入ってゆく。5~10分歩くと建物(小屋)があり、ここから先は私有地の為、500円の入山料を無人ポストに支払うことになる。

ここから先は入山料が必要!

やがて、二本ボソ(標高980m)に到達。

雲や霧さえなければ、二本ボソから目標の倶留尊山が見える。

二本ボソからみた「倶留尊山」

二本ボソからは一旦50mほど下ってから、登り返しで「倶留尊山頂上」へ向かう。二本ボソから倶留尊山頂上までは約30分程度だ。樹林帯とはいえ一歩道なので道迷いはないだろう。 登り返しの急登はややキツイがそんなに辛くはない。
アッ!と言う間に倶留尊山頂上に到達する。

倶留尊山 山頂

倶留尊山の頂上からの景色は、
…正直、曽爾高原の二本ボソ入口の方が良い景色だと個人的には思う。
けれども、せっかく曽爾高原に来たならば三百名山の一つ倶留尊山も制覇しておきたい。曽爾高原の奥にある倶留尊山もひっそり佇んでいてこれはこれでまた良い。

下山は亀山峠を直進し、稜線歩きで曽爾高原の景色を満喫しながらがおすすめだ。

亀山の方から二本ボソ方面を望む
亀山付近からの景色

 

 

登山の感想

このページでの登山解説は、2016年3月20日の倶留尊山・曽爾高原山行です。

一度は行ってみたかった曽爾高原。
毎年3月初旬にススキの育成の為、山焼きが行われる。この日はススキの山焼きが終えたあとで曽爾高原は真っ黒な姿だった。はじめて行った曽爾高原だったがこれこれで異空間で、なんとも不思議な光景が広がっていた。

05:00。まだ夜は明けていない薄暗い季節。早朝に大阪を出発。
06:45。途中、食事を買い込んだりして曽爾高原駐車場へ到着。先着は1台のみ。空いている。やはりこの時期は人気薄なのか。
07:00。登山開始。駐車場の標高は700mを切っているが、かなり寒く風も強い。とりあえず駐車場より階段があったので登ってみる。すると!一面に広がる真っ黒な(山焼きあとなので)曽爾高原!見たことのない景色にテンションが上がる。
歩くこと10分経たない内にお亀茶屋に到着。まずはお亀池の右ほとりを歩いて散策気分。昨日の雨のせいか地面は泥濘んでいて登山靴が重い。更に歩くこと10分ぐらいで丸太階段がはじまる。
07:30。稜線の亀山峠に到達。風が冷たく寒い!すぐに稜線歩きで二本ボソへ向かう。天候は悪くはないので回りの山々が綺麗だ。
07:50。稜線の頂上、二本ボソ入口に到達。下のお亀池までおそらく200mほどの高度差が気持ちいい!回りの兜岳や鎧岳がその歪な姿が立派に見える。
そのまま樹林帯の中へ突入。やはり樹林帯は風を遮り体感温度はやや落ち着いたように思う。すぐに小屋が現れて、入山料500円を無人のポストへ支払い私有地へ。
08:00。二本ボソ(標高980m)へ到達。雲はかかっているものの本丸「倶留尊山」が姿を現わす。標高はそんなに高くないもののカッコイイ山容だ。
二本ボソから一旦下り、登り返して倶留尊山へ。これがなかなか登り返しがキツイ!
08:25。最後の急登を終え、倶留尊山登頂(標高1037m)。お世辞にも風景の広がる山頂とは言い難い。けれども、曽爾高原からは見えない倶留尊山の山容はカッコ良く、山好きには興味を引く山ではある。
08:35。下山開始。来た道を帰る。一旦下り二本ボソへの登り返し。二本ボソ頂上から再び倶留尊山を見ると雲がかかっていない!ラッキーだった。
09:10。二本ボソから下り樹林帯を抜け、再び広がる曽爾高原の景観。先ほどよりガスが抜けて綺麗な高原が広がる。しかし風は強い。子供連れの方は十分な注意が必要だ。そのまま広がる曽爾高原を見ながら下り、亀山峠を通過し、まっすぐ稜線歩きをする。
09:45。軽いアップダウンを繰り返しながら亀山へ到達。すれ違う人達はおそらく曽爾高原の周回散歩を楽しんでいるんだろう。軽装からそう伺える。途中、ラジコン飛行機を飛ばしてる人もいたりした。
10:20。駐車場へ下山完了。
ネットで調べると11:00から曽爾高原お亀の湯がオープンとのことで、駐車場から約10分車で下り、お亀の湯にゆっくり浸かり、大阪へ帰った。

山焼きした黒い曽爾高原だったがなかなかお目にかかれない異空間で良かった!また春夏の青々した曽爾高原や、秋の夕暮れのススキが広がる黄金の曽爾高原、真冬の雪化粧した曽爾高原にも来たいものだ。

 

 

 

 

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