目次
釈迦ヶ岳の情報
釈迦ヶ岳
読み方:しゃかがたけ
山系:大峰山脈
標高:1800m
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釈迦ヶ岳の特徴
奈良県南部の関西で一番山深いとされる大峰山系南側に位置する二百名山の一つ、秀峰「釈迦ヶ岳」。標高1800mの頂上には釈迦如来像が設置されており、神々しい雰囲気に包まれた山としても知られる。この釈迦如来像は岡田雅行氏が道を作りながら3分割して一人で頂上まで運んだと伝説になっている。
所在地
奈良県吉野郡十津川村と奈良県吉野郡下北山村の村境
登山の日程
この記事は2015年4月12日の記録です。
登山者情報
①登山歴:7ヶ月・男性40代
②登山歴:7ヶ月・男性30代
③登山歴:3ヶ月・女性30代
④登山歴:7ヶ月・男児6歳
⑤登山歴:3ヶ月・男児10歳
計5名
登山の種類
ピークハント(登山口⇔頂上)
コース/ルート
太尾登山道
※奈良県吉野郡十津川村 側から入山
総歩行距離
総歩行距離/9.6km
登山/4.9km
下山/4.9km
総歩行時間
総歩行時間/6時間05分(休憩込み)
登山/3時間40分(休憩込み)
下山/2時間25分(休憩込み)
登山の山行程
06:45 太尾登山口駐車場到着
07:00 太尾登山口より登山開始
08:30 古田ノ森通過
10:15 千丈平分岐通過
10:40 釈迦ヶ岳登頂
11:20 頂上より下山開始
12:35 古田ノ森通過
13:45 太尾登山口 下山完了
釈迦ヶ岳の登山マップ
釈迦ヶ岳の詳しい地図は ↓ コチラ
登山道について
奈良県吉野郡十津川村側の旭ダム上流の登山口「太尾登山口」からは比較的 楽に登山ができる。ただ、十津川村の旭ダム付近からの車道はかなり細い山道(アスファルト舗装はされている)となり、ガードレールも無い箇所が多く、大変危険な道といえる。また旭ダムから太尾登山口までの細い車道は所要時間45分ほどかかり、登山口までのアクセスはお世辞でも良いとは言えない。更に、この車道は大小様々な落石地帯でもあり、車が通れない場合もあるという。
グネグネした山道を標高1300mぐらいまで上がると開けた場所に出て、綺麗なトイレが設置された太尾登山口へ到着する。駐車場は無料で15台ぐらいは置けるスペースがある。
その駐車スペース横にわかりやすく登山道の入口があり、そこから釈迦ヶ岳へと標高500mほど上げの登山をスタートする。 この太尾登山口から釈迦ヶ岳頂上への登山道は、子供でも行くことができるぐらい楽で登山道も安全だ。
標高1300m地点の太尾登山口から20~25分も歩けば、回りの景色が一変し、一面が笹っ原で天国のような尾根に出る。
この膝丈ぐらいの笹っ原をひたすらゆっくりと標高を上げてゆく登山道になる。 平均コースタイムとして登山開始から1時間10~15分ぐらいすれば標高1618m地点の通過ポイント「古田ノ森」となる。
このあたりから野生の鹿をよく見かける人が多く、時には10頭以上もまとまって遭遇することもある。
更に45分くらい標高を上げると「千丈平」というポイントに到達する。ここは深仙小屋を通過して釈迦ヶ岳の隣の山「大日岳」への分岐となり、釈迦ヶ岳での御来光待ちなどテント泊をしている人もいるポイントだ。 この千丈平から釈迦ヶ岳頂上へは15分ぐらいで到着する。標識などもあるので釈迦ヶ岳頂上方面へは順路を間違えないように注意してほしい。また千丈平には「かくし水」という水場があり、水を確保できる。ただし、冬季などは凍りついてる場合があるので、寒い時期はかくし水は宛にできない。
頂上へ近づくと3mほどの大きな釈迦如来像が見えてくる。ようやく頂上だ。標高1800mにそびえ立つ釈迦如来像をみると、なぜか不思議な気持ちになり、その異様な景観と、天候に恵まれた時には絶景が堪能できる。
頂上は決して広くはなく、頂上からの滑落に注意してほしい。 上記で記述した[登山の山行程]の時間を見るとかなり時間がかかっているが、この日は6歳と10歳の子供連れ山行だったので、休憩時間が多い為である。
普通の大人だけの登山なら、登山口からは2時間15~20分程度で頂上へ着くと思われるのでさほど時間がかかる登山ではない。また太尾登山口から釈迦ヶ岳頂上までの笹っ原は、ガス(霧)が発生しやすく、道に迷いやすい難点もある。通過ポイントや標識、経過時間などを参考に、慎重に登山を進めることが重要だ。車で登山口までのアクセス、天候(特に霧)、積雪などを考えても、晴れている日を選んで釈迦ヶ岳にチャレンジすることをオススメする。
※太尾登山道の他にも釈迦ヶ岳山頂までのルート(コース)は様々あります。
登山の感想
このページでの登山解説は、2015年4月12日の釈迦ヶ岳山行です。
前日に降った雨が夜中のうちにあがり、雨で旭ダムから太尾登山口までの車道が落石や土砂崩れなど心配でしたが、幸い当日早朝は大丈夫でした。…が、拳から頭ぐらいの大きさの石も車道に落ちており、2~3回は車から降りて石を取り除く作業をしながら太尾登山口まで行きました。この車道にはガードレールはほとんどなく、落ちたら一貫の終わりです。。運転に自信のない方、スピードを出す方は絶対にやめておいた方がよいと思います。。
しかしながら、、、標高1300m付近の太尾登山口からの釈迦ヶ岳頂上への登山道は非常に楽に歩けます。釈迦ヶ岳へ登山するなら、太尾登山口からが良いでしょう。 この日は、雨上がりもあり、登山開始から10分もしないうちに、眼下に素晴らしい雲海をみることができました。笹っ原の尾根道歩きは勾配もあまり感じはしないものの、20m近い強風での尾根道はなかなかの地獄登山となりました。しかも膝丈ぐらいの笹は雨露でたっぷり水分を含んでおり、ゲイター(登山用スパッツ)がないと膝から下はボトボトに濡れてしまいます。標高を上げるにつれて霧が一面立ち込めており、異様な光景に見えました。
正直、天候が安定していて、風がない日を選んでの釈迦ヶ岳チャレンジをオススメします。
雨天・雨上がり・強風などの悪天候時は、以下の心配ごとが増えます。
①旭ダムから太尾登山口までの車道の落石や土砂崩れの心配
②笹っ原の水分で濡れてしまう心配
③ガス(霧)があると登山道がわかりにくくなり遭難の危険性がある
④頂上からの景色が全くみれない
4月中旬でも、頂上直下の千丈平付近では残雪も多少はあります。季節と気温によっては防寒対策も必要でしょう。また大峰山系ではツキノワグマの目撃情報も多数あります。熊鈴などを常備して登山をしましょう。
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